20250909103516.jpg 「職務経歴書をどう書けばいいかわからない」「職務経歴書を登録するだけで本当にスカウトなんて来るの?」という方へ、今回は、企業からスカウトが来る職務経歴書の書き方を、実例をもとにお伝えします!

未経験職種にスカウトされて転職成功した3人の共通点

「ちばキャリスカウト」で企業からスカウトされて転職成功した人には、はっきりした共通点があります。ポイントは、ずばり3つです。

●経歴を具体的に書く
●自身の強みをエピソードを交えて書く
●これからやりたいこと、希望を書く

この3点を押さえた職務経歴書は、企業が「会ってみたい」と思う傾向が強く、スカウトが来る確率が大きく高まります。自分で仕事を探すだけでは見えなかった可能性が見えるのがスカウトサービスの大きな魅力。
このコラムを参考に「スカウトが来やすい職務経歴書」を書いて、ぜひ、転職の可能性の幅を広げてください!

注:今回紹介する事例は、個人と企業の特定を避けるため一部表現を調整していますが、要点は実例に基づいています。

成功事例(ダイジェスト)

事例①:現場経験から営業技術職へ

千葉県在住、20代後半の男性。建設業界で解体工事や重機作業に従事し、その後は電気設備の組立や架線工事も経験。直近では配送業務にも携わるなど、幅広い現場経験を持っていました。今後は技術職に挑戦したいという希望をプロフィールに明確に書き込み、機械メーカーの営業技術職として採用に至りました。

事例②:飲食から営業職へ

千葉県在住、20代後半の男性。飲食業界で高級店のホールスタッフとして働き、常連顧客に名前を覚えられるほどの接客力を発揮。裏方業務や改善提案にも積極的で、チームを支える姿勢が評価されました。異業種への挑戦として営業職を希望し、商社系メーカーからのスカウトを受けて採用されました。

事例③:生産設備管理から機械保全へ

県外(東海エリア)在住、30代前半の男性。食品関連工場の生産設備を担当し、日常的な点検や不具合箇所の簡易修理を経験。機械の構造を理解しながら原因を特定し、現場の改善提案を行ってきました。プロフィールでは「機械保全・メンテナンス分野へのキャリア転換」を明確に記載。千葉県内の老舗メーカーから保守エンジニア職へのスカウトを受け採用となりました。

企業が見ている「3つのチェックポイント」

① 経歴を具体的に書いている

「現場作業員」「接客スタッフ」「生産管理」など大まかな肩書きだけではなく、どんな現場で、どんな作業を、どのくらいの期間担当してきたのかが書かれていました。
例えば、事例①では「送電設備の組立や架線作業」、事例③では「設備の不具合箇所を特定し、簡易修理」といった表現です。
こうした具体的な記述があると、企業は「この人なら現場感覚を持っている」とイメージできます。

② 強みをエピソードで伝えている

スカウトでの転職成功者は皆、単に「接客が得意」「修理ができる」とアピールしていたわけではありません。
事例②は「常連のお客様に覚えられるほどの接客力」、事例③は「設備の老朽化を上司に提案し、交換が実現した」といったように、具体的なエピソードを交えて自分の強みをにじませているのです。
企業側は「その強みをうちでどう活かせるか」をイメージしやすくなります。

③ キャリア志向を明確にしている

「どんな仕事を目指したいのか」が書かれていることも共通点です。
事例①は「現場経験を活かして技術職へ」、事例②は「営業で人と関わりたい」、事例③は「機械保全職に挑戦したい」と方向性を明示していました。
これにより、企業も「うちの仕事とマッチしている」と判断できます。逆に「こだわらない」とだけ記載していると、スカウトの対象から外れやすくなります。

ちばキャリスカウトで職務経歴書を作成する
プロフィール入力 → メール認証で完了。登録後は企業からのスカウトが届きやすくなります。

スカウトでしか出会えない会社がある

今回紹介した3件はいずれも、求人を一般公開せず「スカウトのみ」利用の企業でした。
つまり、通常の求人検索では決して見つからない企業から声がかかるケースがあるのです。

  • 合う人にだけピンポイントで声をかけたい
  • 新規事業・後継者など、公開しづらい採用テーマがある
  • 採用コストを抑え、効率良く出会いたい

こうした理由から、スカウト機能だけを使う企業も存在します。だからこそ、プロフィールをしっかり整えておくことで、思いがけない企業からのアプローチを受けられる可能性が広がります。
プロフィールの完成度は、そのままチャンスの数に直結するといえるでしょう。